概要
GNSS受信機SPS986は、受信機の傾きを測るeBubble(チルト)機能が搭載されております。
この記事ではeBubble(チルト)機能の設定方法について説明します。
前提
SPS986に搭載のeBubble(チルト)機能は観測時、画面に表示可能です。
受信機のチルトが許容範囲外の時にポイント観測を行った場合、確認メッセージが表示されます。
<はい>を選択するとポイントは記録されます。
手順
下記の手順にてeBubble機能を設定または機能オフを設定します。
設定は移動局設定完了後に行います。
※キャリブレーションは、受信機を水平にかつ安定(固定)した状態下で行います。
例:三脚と整準台使用
1.<メニュー> → <設定> → <eBubble>を選択します。
2.応答速度、感度、許容範囲を設定します。
<チルトをキャリブレート>を選択します。
観測時チルト確認画面を表示しない場合、<測定時のチルト警告を有効にする>の☑を外します。
※eBubble機能を使用しない場合、<測定時のチルト警告を有効にする>の☑を外し、<閉じる>を選択します。
3.受信機の水平を確認後、<開始>を選択します。
4.<OK>を選択し、キャリブレーションを終了します。
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