概要
EarthworksおよびSiteworks(Android版)向けのリモートコントロールアプリケーションScreenviewをリリースしました。
ScreenviewはWorksManagerを通じてEarthworksおよびSiteworksの操作画面を遠隔で確認して操作することができ、オペレーターへの問い合わせ対応やジョブトレーニングなどに役立ちます。
この記事では、以下について説明いたします。
前提条件
- Worksmanagerの契約が完了している
- プロジェクトの作成が完了している
- デバイス側(コンローラ)のインターネット接続設定が完了している(WorksManager接続設定も合わせてご参照ください。)
- Siteworks v1.73以上がインストールされているTSC5である(v1.73 Warranty期限:2024年8月31日)
手順
1.アプリインストール
1) Trimble Installation Managerを起動後、Trimble Siteworksを選択します。
2) インストールする項目にチェックを付け、インストールを実施します。
(ScreenViewは、v1.73以上の付属品としてインストールが可能です)
2.初期設定
1) ScreenViewを起動し、<許可>を選択します。
2) <ALLOW CONTROL>を選択します。
3) 初期の状態ではリモートコントロールがオフになっており、以降の操作でコントロールをオンに設定します。
4) <設定> → <アプリ> → <Screen View>を選択します。
5) 下図箇所から「設定を許可」を選択します。
6) ScreenViewに戻り、 <ALLOW CONTROL>を選択します。
7) リモートコントロールの使用をオンに設定します。
8) ScreenViewアプリに戻り、接続が許可された状態である場合、下記メッセージが表示され、接続可能な状態となります。
9) 遠隔操作でPCのキーボードを使用したい場合、アプリの設定より下記設定にてキーボードの種類を設定します。
10) キーボードの設定が完了(緑色)すると、キーボードが使用可能になります。
3.WorksManager経由でコンローラへアクセス
WorksManagerのデバイスにて、下記リモート機能にてアクセスが可能です。
WorksManager のデバイスには、3つの異なるリモート アイコンカラーがあります。
・灰色 - デバイスはリモート アクセス用に設定されていますが、オフラインまたは非アクティブです。
・オレンジ - デバイスはリモート アクセス用に設定されていません。サイドバーを展開し、オレンジ色のリモート アイコンの上にマウスを置くと、追加情報が表示されます。
・緑 - デバイスでリモート アクセスが利用可能であり、デバイスは接続する準備ができています。
オペレータービューに接続中、ScreenViewアプリのステータスは下記の状態です。
<DISCONNECT>を選択すると、リモート機能が終了します。
マウス/キーボードのショートカット
ScreenView アプリケーションでは、次の動作が使用可能です。
テキスト選択などの機能を使用するには、画面を Android 画面と同様に扱う必要があることに注意します。
例:画面を長押しすると、すべて選択、コピー、切り取りなどのコンテキスト メニューが表示されます。
主な画面操作
タップ: マウスクリック
長押し: マウスをクリックした状態でホールド
ズームイン/アウト (ピンチして拡大):キーボード Shift + マウス スクロール
パンニング (Earthworks):キーボード Shift + マウスをクリックした状態 + マウス移動
スワイプ:マウスをクリックした状態 + マウスの移動
※ScreenViewアプリは、アプリの画面を下から上へスワイプさせるだけでは、アプリ完全終了にはなりません。
アプリアイコン右上に、丸がついた状態はアプリ起動中です。
アプリを完全に終了させる場合、画面上から下にスワイプし、ScteenViewの項目を選択します。
<YES>を選択して、アプリを終了させます。
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