概要
WorksManagerの機能概要について、TCC(Trimble Connected Community)との機能差分概要を含めて説明します。(本記事は、WorksOS・WorksManager 導入をご検討中の方を想定しています。)
☆併せてご覧いただきたい記事
・WorksOS・WorksManager 紹介動画
・WorksOS 製品概要
詳細
【Trimble WorksManagerとは】
Trimble WorksManagerは、インターネットを介して現場のデバイスとオフィスとで情報を共有、建設機械の情報確認や、データの共有、インターネットブラウザからの遠隔操作などを行うことができる、現場管理者向けシステムです。
TCCの後継として、EarthWorksやGCS900などのマシンコントロールシステムとSiteWorksやSCS900などの測量用デバイスを登録して利用いただけます。各種データ共有やデバイス台数に応じて契約の数を決定します。
【特徴】
・PCで設計データの管理ができるので、各デバイスが使用中のデータを(現場に行かなくとも)確認できるため、データ管理が容易になります
・ウェブ上でデータ転送が完了するので、現場への移動時間を削減し、また設計データの選択間違いによる手直し/手戻りがなくなります
・デバイスの画面をパソコンで確認出来るので、操作説明や遠隔地での設定確認を短時間化できます
【主な機能】
機能名 |
説明 |
TCC |
WM |
設計データ共有 |
施工で使用する設計データをインターネット経由でシステムに共有可能 |
◯ |
◯ |
遠隔サポート |
現場から離れたオフィスなどからインターネット経由でシステムの画面を閲覧・操作が可能 |
◯ |
◯ |
IBSS補正情報の発信 |
Trimble独自の補正情報発信機能 インターネット経由で登録した基準局から補正情報を発信 基準局から半径30㎞圏内まで利用可能なシステム |
◯ |
△ 移行予定 |
デバイスの位置管理 |
マップ上で重機や測量機の位置を把握できる |
☓ |
◯ |
システムのステータス状況閲覧 |
登録したシステムのステータスを閲覧可能(システムバージョンや保証期間など) |
☓ |
◯ |
プロジェクトの複数管理 アーカイブ・削除・復元 |
アカウント内に複数のプロジェクトを作成し同時に管理できる 終了した現場は削除またはアーカイブし、アーカイブしたプロジェクトは復元可能 |
☓ |
◯ |
【対象システム】
システム名 |
連携概要 |
Trimble Earthworks |
WorksManagerの機能は全て使用可能。位置情報の更新(30秒毎)、ステータスの更新(5分毎) |
GCS900 |
位置情報の更新(15分毎)、ステータスの更新(15分毎) |
Trimble Siteworks |
WorksManagerの機能は全て使用可能。位置情報の更新(30秒毎)、ステータスの更新(5分毎) |
SCS900 |
データの共有のみ使用可能。位置情報・ステータス情報はサポート対象外。 |
PCS900 |
データの共有のみ使用可能。位置情報・ステータス情報はサポート対象外。 |
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。