基準点、変化点、背景図、座標系データ準備

概要

基準点、変化点、背景図、座標系データを使用する際の準備データについて説明します。

前提条件

Trimble Business Center v5.0以上のインストール

手順

１．基準点データ準備

測量結果または設計図書から抽出した座標値を、Excelまたはテキストエディタを使用し

てカンマ区切りのCSVテキストファイルを作成します。点名，測量X，測量Y，Hの順

で作成してください。（APAファイルとSIMAファイルもインポート可能です）

２．変化点データ準備

測量結果または設計図書から法肩・法尻など変化点の座標値を、Excelまたはテキストエ

ディタを使用してカンマ区切りのCSVテキストファイルを作成します。点名，測量X，

測量Y，Hの順で作成してください。（APAファイルとSIMAファイルもインポート可

能です）

３．背景図データ準備(任意)

背景に使用する図面ファイルを用意します。ファイル形式はdwg、dxfまたはSXFファ

イル(.sfc、.p21)が使用できます。

図面は相対的に正しく描かれている必要があります。

ミリメートルで描かれているか、メートルで描かれているか、確認しておいてください。

AutoCADなどで作図する場合は、UCSを「ワールド」に設定して作図してください。

４．座標系データ準備

GNSS受信機システムを使用する場合、GNSSの座標を現場の座標に変換するための座

標系ファイルが必要です。

世界測地系を使用するか、あらかじめローカライゼーションを行い現場座標への変換パ

ラメータを作成しておく必要があります。