現場データ作成

概要

測量で使用するコントローラへ登録する現場の既知点、座標変換(GNSS使用時)、背景図の設定を行います。

前提条件

作成したデータをコントローラ（TSC3）へアップロードが完了していること。

手順

１．＜建築データ＞ → ＜作業現場＞を選択します。

  

 ２．＜新しい現場作成＞を選択して、現場名を入力します。

　アップロードするコントローラのシリアル番号を選択し、＜OK＞を選択します。

  

３．座標変換はプロジェクトに設定されている座標系で自動設定されます。

   現場既知点を設定します。

   ＜既知点＞の＜+/-＞を選択します。

  

４．既知点に使用するポイントを選択し、＜適用＞を選択します。

   ポイントの選択はマウスで直接選択またはプロジェクトエクスプローラのポイントから選択します。

   ＜OK＞を選択して既知点の設定を完了します。

  

５．現場背景図を設定します。

   「現場図」の＜+/-＞を選択します。

   

６．現場図に使用するオブジェクトを選択し、＜適用＞を選択します。

オブジェクトはマウスで選択またはプロジェクトエクスプローラの「インポートされたファイル」から背景図データを右クリックし、構成要素選択を選択します。

   ＜OK＞を選択して、現場背景図の設定を完了します。

   

７．SCS900では現場測量において測量禁止区域などのような回避区域を任意で設定できます。

   設定方法は６．の現場背景図設定と同様に、オブジェクトを選択して設定します。

  

８．各項目でポイント数、オブジェクト数などが設定されていることを確認後、＜閉じる＞を選択して、現場データ作成を終了します。

  

各項目において下図ボタンを選択すると、設定される座標系ファイルや既知点などの各データのファイル名を設定することができます。

ファイル名を変更する場合、＜カスタムファイル名＞を選択してファイル名を入力します。