概要
作成した設計データをマシンコントロール/マシンガイダンスで使用するシステム(Earthworks)へ転送するファイルを作成します。
前提条件
※プロジェクトライブラリーとしてTCCを使用する場合は、WorksManagerのサブスクリプション契約が必要です。
手順
①データエクスポート(PC、USB)
マシンコントロール/マシンガイダンス(Earthworks)で使用するファイルは下記の通りです。
・dszファイル:設計データ(面データ)、背景図データ
・calファイル:座標系データ(GNSSシステムを使用する時)
1.<施工データ> → <ライブラリへ公開>を選択します。
2.<公開>を選択し、PCにエクスポートを行います。
3.公開完了後、<OK>を選択しPCへのエクスポートを終了します。
エクスポートされたデータは、PCの下記アドレスに保管されます。
C:\ProjectLibrary\Projects
4.USBメモリをパソコンに挿入後、<施工データ> → <ライブラリからUSBドライブ>を選択します。
5.エクスポート先を確認後、<コピー>を選択しUSBメモリへ設計データをコピーします。
6.USBメモリへのコピー完了後、<OK>を選択しUSBメモリへのエクスポートを終了します。
Earthworks用データフォルダは下図の階層の通りです。
3次元設計データは、Designsフォルダに格納されます。
7.EarthworksオペレータUIを起動しUSBメモリを挿入後、<建機にファイルをインポート>を選択します。
8.<次へ>を選択します。
9.インポートさせる設計データ名を選択後、<インポート>を選択します。
②データエクスポート(TCC(WorksManager))
1.<施工データ> → <ライブラリへ公開>を選択します。
2.エクスポート先を確認後、<公開>を選択します。
3.TCCへのエクスポート完了後、<OK>を選択しTCCへのエクスポートを終了します。
Earthworks用データフォルダは下図の階層の通りです。
3次元設計データは、Designsフォルダに格納されます。
4.EarthworksオペレータUIを起動し、<システム設定>を選択します。
5.<ファイル転送>選択します。
6.<Connected Communityとファイルを同期する>を選択し、<同期>を選択します。
③Earthworks(TD520)での設計選択
1.<作業設定>を選択します。
2.<ジョブセットアップ>を選択します。
3.作成したプロジェクト名(現場名)、モード<設計>、作成した設計名を選択後、<適用>を選択します。
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