3-4 スナップショット取得、USBコピー
概要
トラブル発生時、発生状態下のスナップショット(画面コピー、及びzsnap)を取得することができます。
スナップショットはトラブル解決への1つの材料になります。
この記事では、スナップショット取得方法とUSBへのコピー方法を記載しています。
①WebUI(ウェブインターフェイス)上でのスナップショット取得とUSBコピー
②OPUI(オペレーターインターフェイス)上でのスナップショット取得とUSBコピー
※PDF形式でダウンロードする場合は コチラ(Earthworks_WebUI・OPUIでのスナップショットの取り方Rev.1.pdf)からダウンロードできます。
手順
①WebUI(ウェブインターフェイス)上でのスナップショット取得とUSBコピー
ウエブインターフェイス上のスナップショットの取得方法について説明します。
1.スナップショットを取りたい画面上部の ボタンを選択して取得します。
ボタンを選択後、<システムスナップショットを保存しています...>のメッセージが表示されます。
保存完了後、<システムスナップショットは正常に完了しました>のメッセージが表示されます。
2.<システムスナップショットは正常に完了しました>のメッセージダイアログの中の<ビュー>または、<ホーム>の中の<システムスナップショット>を選択すると、取得したスナップショットの一覧が表示されます。
3.ダウンロードしたいスナップショット名を直接選択、またはチェックボックスをオンにし、<ダウンロード>ボタンを選択した場合、選択したスナップショットがTD520上の<Download>ディレクトリに保存されます。
ダウンロードされるファイルの種類は、.zsnap、.txtの2種類です。
4.不要なスナップショットは、ファイルを選んで<削除>ボタンを選択することにより削除する事ができます。
この場合、削除に関する警告メッセージは表示されません。
★USBへのコピー
ダウンロードしたファイルをUSBメモリにコピーする手順を下記記載いたします。
ウェブインターフェイスでダウンロードされたファイルへは下記手順にてアクセス可能です。
また記載の方法のほか、Google playからダウンロードできるファイル管理アプリを利用して同様の作業を行う事も可能です。
1.TD520の<設定>アイコンを選択します。
2.<ストレージとUSB>を選択します。
3.<外部メディア>を選択します。
4.<Download>を選択します。
5.USBへコピーするファイルを選択します。ファイルを長押しすると、チェックマークが入りますので、必要な分、チェックマークを付けます。
また、ディレクトリごと選択する事も可能です。この場合、ディレクトリを長押しします。
例)Downloadディレクトリごとコピーする場合は、手順4.で<Download>を長押しします。
下図は<test Bac>から始まる2つのファイルを選択した様子を示します。
6.右上のを選択し、<コピー>を選択します。
7.コピー先として利用可能なストレージ一覧が表示されるので、USBドライブを選択し、必要に応じてコピー先のディレクトリを選択します。
その後、右下に表示されている<コピー>を選択します。
コピーが終了するまで待ち、USBメモリを取り外します。
②OPUI(オペレーターインターフェイス)上でのスナップショット取得とUSBコピー
オペレータインターフェイス上でのスナップショットの取得方法について説明します。
1.スナップショットを取りたい画面で、画面上右部の 三点マーカーを選択します。
ボタンを選択後、<システムスナップショット>を選択します。
2.<システムスナップショットを保存しています...>のメッセージが表示されます。
3.約1分弱後、<システムスナップショットは正常に完了しました>のメッセージが表示されます。
これで、スナップショット取得は完了です。
★USBへのコピー
1.USBメモリをTD520に挿入します。すると、以下のような画面に変わります。
※変わらない場合はUSBメモリがFAT32でフォーマットされているかを確認ください。
または別のUSBメモリで試してみて下さい。
2.転送タイプのプルダウンで<機械からファイルをエクスポート>を選択し、<次へ>を選択します。
3.<ストレージとUSB>画面が表示されるので、挿入したUSBドライブを選択し、右下の<SELECT>を選択します。
4.USBメモリへエクスポートするファイルの選択画面が表示されます。
Zsnap、キャプチャ画像、diag.txtはEarthworks Dataフォルダに入っているので、ここ(Earthworks Data)にチェックが入っている事を確認して<エクスポート>を押します。
5.転送が完了すると以下の画面が表示されますので、OKを選択し、USBメモリを抜いて完了です。
※補足:USBドライブ内のデータ構成について
▶ USBドライブのなかで当該データは下記黄色枠の階層にコピーされます。
【USBドライブ > ProjectLibrary > EarthworksData > 対象の機械名(機械)】
▶ 対象ファイル(.txt、.zsnap、.png)
・V2.12以降:4つのファイル(下画像 赤枠を参照)
・V2.12未満:3つのファイル(下画像 青枠を参照)
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