1 平面線形作成

概要

線形計算書または平面図から要素を抽出して平面線形を作成します。

前提条件

線形計算書等資料準備済み

※本機能を使用する場合、Surface Modeling moduleが必要です。

手順

1)　＜コリドー＞ → ＜線形作成＞を選択します。

2)　線形名を入力して、レイヤーを指定します。

　＜個々のセグメントを定義＞を選択して、＜OK＞を選択します。

3)　平面線形エディタが表示されます。

4)　平面線形データを入力します。
　　線形の始点のデータ(北距・東距)を入力します。

5)　直線データを入力します。
　タイプから＜直線＞を選択します(タイプについては、下部を参照下さい)。

北方位角、長さを入力します。 (測点・北距・東距は、次データ入力時に自動入力されます)

6)　緩和曲線(イン)データを入力します。

　タイプから＜緩和曲線(イン)＞を選択します。

北方位角は＜接線＞を設定し、半径・左/右・長さを入力します。

(Aパラメータ・測点・北距・東距は、次データ入力時に自動入力され ます)

7)　円曲線データを入力します。
タイプから＜円曲線＞を選択します。

北方位角は＜接線＞に設定し、長さを入力します。

(半径・左/右・デルタ・測点・北距・東距は、データ入力後に自動入 力されます)

8)　緩和曲線(アウト)データを入力します。
タイプから＜緩和曲線(アウト)＞を選択します。

北方位角は＜接線＞に設定し、長さを入力します。

(半径・左/右・AVパラメータ・測点・北距・東距は、データ入力後に自動入力されます)

9)　5)～8)を参考にして、必要なデータを入力します。

■　下図の様な卵型クロソイドを含む要素を入力する場合、以下の手順で要素を入力します。

1)　BPからKA1までの直線、KA1からKE1までの緩和曲線(イン)、KE1からKEEまでの円曲線を入力しま　す。

2)　＜プロジェクト設定＞を選択し、＜表示＞ → ＜線形エディタ＞を選択します。

3)　＜平面線形オプション＞の＜緩和曲線部入力モード：＞を＜Aパラメータ基準＞に変更し、線形計算書などからパラメータを入力するモードに変更します。

4)　卵型クロソイド部分の要素を入力します。 要素のタイプにて＜複合緩和曲線＞を選択します。

5)　卵型クロソイドのパラメータをAパラメータに入力します。

6)　＜プロジェクト＞ → ＜プロジェクト設定＞を選択し、＜表示＞ → ＜線形エディタ＞を選択します。

7)　＜平面線形オプション＞の＜緩和曲線部入力モード：＞を＜長さ基準に＞に変更します。

8)　KAE1からKE2までの円曲線、KE2からKA2までの緩和曲線(アウト)を入力します。