概要
平面線形・横断線形にて作成された線形に横断データを設定します。
本説明書では、下図のような横断データを作成します。
本記事では、下記構成にて横断を作成します。
1-1 コリドー作成
1-2 コリドーテンプレート作成
1-3 コリドーテンプレート指示作成
1-3-1 車道データ作成
1-3-2 側溝データ作成
前提条件
横断図等資料準備済み
※本機能を使用する場合、Survey Advanced moduleが必要です。
手順
1-1 コリドー作成
作成した線形のコリドーを作成します。
1) <コリドー> → <コリドーの作成>を選択します。
2) 作成する横断名を入力し、<OK>を選択します。
引き続き、コリドーテンプレート作成を行います。
※Survey Advanced module<横断図作成準備>にて土工事用LandXMLデータをインポート後、
コリドー作成を行う場合、参照面にてコリドー作成に参照する面にチェックをつけます。
1-2 コリドーテンプレート作成
作成されたコリドーにおけるコリドーテンプレートを作成します。
1) 使用するコリドーをコリドーのリストから選択します。
2) 開始ステーションを入力し、テンプレート名を入力して<挿入>を選択します。
※テンプレオート名が空欄の場合、ステーション名と同じになります。
引き続き、コリドーテンプレート指示作成を行います。
※Survey Advanced module<横断図作成準備>にて土工事用LandXMLデータをインポート後コリドー作成を行う場合、コリドーテンプレート挿入後は参照された面にて横断が作成されますので、以降の操作は行いません。
1-3 コリドーテンプレート指示作成
作成されたコリドーテンプレートにおけるコリドーテンプレート指示を作成します。
1-3-1 車道データ作成
右車線車道の横断データ(下図青枠)を作成します。
中心線からのオフセットと各ステーションの勾配を設定します。
※本作成方法は、オフセットが一定の時に作成可能です。
1) 指示タイプをリストから<オフセット/勾配>を選択します。
2) オフセット/勾配の参照先はリストから<1➤CL>を選択します。
オフセットの始点を中心線(1➤CL)に設定します。
3) オフセット値を入力して、斜面の<%>を選択します。
各ステーションの勾配を設定するため、リストから<テーブル>を選択します。
4) 下図赤枠を選択します。
5) 各測点の勾配を設定します。
測点と勾配を入力し<OK>を選択します。
※各ステーションにおけるオフセットが一定の場合、ステーションと勾配を下記のように入力することで、各ステーションでは一定のオフセットで設定された勾配で横断データが作成されます。
6) オフセットと勾配を設定した点に名前をつけます。
名前を入力して<適用>を選択します。
※名前が空欄の場合、番号が自動的に付加されます。
7) 右車線車道データが作成できます。
下図は断面図が表示されています。
8) 1)~6)の方法で、左車線も作成します。
1-3-2 側溝データ作成
以下の手順で側溝の横断データ(下図青枠)を作成します。
最初に右車線のデータを作成します。
右車線の道路脇からのオフセットと勾配を設定します。
1) 指示タイプをリストから<オフセット/勾配>を選択します。
2) オフセット/勾配の参照元(始点)を、リストから<2>を選択します。
3) オフセット値を入力して、斜面の下図赤枠を選択します。
リストから<勾配率%>を選択し、勾配率を入力します。
4) オフセットと勾配を設定した点に名前をつけます。
名前を任意入力して<適用>を選択します。
5) 右車線の側溝データが作成されます。
6) 1)~5)と同様の手順で左車線の側溝データも作成します。
入力・設定内容は下記の通りです。
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