概要
アプリケーションアイコン(モードアイコン・メイン画面の中央) をタップまたはスワイプすると、様々なツールを利用することが可能です。
- 選択・利用したいアイコンをタップします。
アイコンが選択したツールのアイコンに置き換えられます。
- 別のツールを選択するには、現在選択しているアイコンを長押しする、または、上など任意の方向にスワイプ(スライド)します。利用可能なすべてのツールが再表示されます。
- SiteVisionで作図した簡易モデルは、機械制御システムであるTrimble Earthworksに転送することも可能です。
≪SiteVisionの画面全体≫
≪ツールの一覧≫ ツールのアイコンまたは文字をクリックすると該当機能にジャンプします
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※SiteVisionで計測した情報や簡易モデルモードで作成したデータをTrimbleConnectに同期する場合は、
画面右側のをタップします。
≪ツール詳細≫
ToDo/キャプチャ
≪機能説明≫
ToDoは、SiteVisionで写し出されている画面の写真とメモを、プロジェクトメンバーに送信できるレポート作成機能です。システムがToDo作成日時をもとに自動的にToDoに名称を付けますが、任意で編集することも可能です。
≪操作方法≫
をタップしてカメラマークを選択し、
をタップして写真を撮影することができます。
写真が撮影できると、ToDoの詳細入力画面になります。
- レポート作成日時をもとに自動でToDoに名前を付けますが、編集することも可能です。(以下の画像は、名称を編集したものです。自動作成される名称の例:SiteVision_2019MMDD_HHMMSS)
- 〔 説明 〕:ToDoにはタスクの〔 説明 〕は入力が必須です。
- 〔 優先 〕、〔 種類 〕:〔 優先 〕では優先度を、〔 種類 〕では作成するレポートの種類を、選択可能です。利用可能な分類は次のとおりです。
〔 優先 〕・・・ 低 / 標準 / 高い / 重大
〔 種類 〕・・・ 問題 / 衝突 / コメント / リクエスト / 解決 / 備考 / 未定義 / 故障 / 問い合わせ
ToDoで撮影した写真〔 次に割り当て 〕、〔 期日 〕:ToDoが割り当てられているTrimble Connectユーザーは、詳細と関連リンクが記載された電子メール通知を受信できます。期日を割り当てることもできます。
ヒント | プロジェクトメンバーをTrimble Connectプロジェクトで設定・招待して、ToDoを割り当てられるようにする必要があります。 |
- 〔 保存 〕ボタンの上の
をタップすると、元の画面に戻らずに詳細ウィンドウから写真を撮影して追加できます。複数枚の写真を保存する時に便利です。
操作中に表示されるARコンテンツを含む写真をキャプチャするには、ToDo機能の画面キャプチャを実行します。これにより、画像の解像度が約1440 x 720ピクセルに制限されます(デバイスによって異なる場合があります)。SiteVisionでは、以下の情報を画像と同時に保存します。
- SiteVision GNSSからの高精度の位置
- オリエンテーション(方位/方向)
保存される画像には、カメラで撮影した実世界と、作成しているARのモデル(SiteVisionの操作アイコンは含まない)、および撮影した場所の正確な位置と方向も含まれます。ARと現実の合成画像をキャプチャできるようにするために、screensnapを使用して保存されます。
キャプチャ画像は、デバイスのファイルシステムのうち / Trimble / SiteVisionAR / SiteVisionScreenshotsに保存されます。
デバイスで画像を確認したり、デバイスのギャラリーアプリケーション等を使用すると、他のユーザーと画像を共有したりも可能です。また、Googleマップ利用して、場所の参照も可能です。(デバイスの標準ツールを使用して、SiteVisionで撮影した画像を共有、または削除することも可能です。)
端点測定/シンボルモデル
≪機能説明≫
・測定点は、単一の位置座標の座標情報が記録されます。SiteVision起動中は、測定点が青い球体として表示されます。またその測定点に、SketchUpで作成したシンボルモデル(カラーコーンや重機など任意のモデル)を割り当てることが可能です。(25万mesh以下のSKPモデルが表示できます。SiteVisionでもいくつかのシンボルモデルが提供されています。シンボルモデルが入っているフォルダ=マイファイル / 内部ストレージ / Trimble / Sitevision AR / シンボル)
・SiteVisionの「レイヤ」では「ユーザ測定値」の「点」として記録されます。
≪操作方法≫
・GNSS 、LiDAR/Camera
、または、Model
で測定することにより、ポイントを記録できます。詳細について アクティブ測定ツールの使用 を参照してください。
↓↓ 操作方法や実際に起動している様子は以下の画像をクリックして動画でご確認ください ↓↓
・端点測定のイメージ図
切盛差/盛土切土の測定
≪機能説明≫
切盛差は、現実の地表面と3次元モデルとの差を「円柱」で表示します。
- 赤い円柱:切土(カット)を示します。
- 青い円柱:盛土(フィル)を示します。
≪操作説明≫
↓↓ 操作方法や実際に起動している様子は以下の画像をクリックして動画でご確認ください ↓↓
切土/盛土の測定は次の方法で実行できます。
計測方法の違いについては、下記測定ツールの種類 を参照してください。
ヒント |
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2点間測定(法面と距離の測定)
≪機能説明≫
・法面と距離を測定するには、2つのポイントを測定して線を作成する必要があります。名前、コード、法面、計算された距離、水平距離、鉛直距離が記録されます。SiteVisionを起動している間、線は黄色で表示され、2つの測定点は青い球体で表示されます。
・SiteVisionの「レイヤ」では「ユーザ測定値」の「法面/距離」として記録されます。
≪操作説明≫
↓↓ 操作方法や実際に起動している様子は以下の画像をクリックして動画でご確認ください ↓↓
計測方法の違いについては、下記測定ツールの種類 を参照してください。
簡易面積(外郭線、面積の測定)
≪機能説明≫
・連続点で指定した計測に対応し、外角線の長さ(測定している一辺と、連続している全長)と表面積の算出が可能です。測定値は.csvファイルとしてTrimble Connectに保存できます。
・SiteVisionの「レイヤ」では「ユーザ測定値」の「ライン」と「領域」として記録されます。
≪操作説明≫
↓↓ 操作方法や実際に起動している様子は以下の画像をクリックして動画でご確認ください ↓↓
1.画面をタップして最初のポイントを選択します(測定するポイントが選択されると青い球体が表示されます)
2.2番目の点を測定します。1.の点との間に黄色線が表示されたらOKです
3. さらに点を選択します。測定を続けると、画面の左側に表示される測定値には、直近で選択した2点間の長さ、および最初の測定点から最後の測定点までの全長と、測定点によって定義された領域の表面積が表示されます。 表面積の形は、画面上では紫色で表示されます。
ヒント)ダブルタップすると点の選択を解除できます。
4.面積を測定したら をタップして、測定した領域に名前を付けます。 画面右下の[ 終了 ]をおして保存します。
5.TrimbleConnectに同期する場合は をタップして同期させます。
計測方法の違いについては、下記測定ツールの種類 を参照してください。
簡易体積(体積算出)
≪機能説明≫
・特徴点を連続計測することで、囲まれた範囲の体積を測定できます。
≪操作説明≫
簡易体積を出したい外側範囲をタップしながら設定した後、範囲内の変化点をタップし算出します。
操作概要は 簡易面積(外郭線、面積の測定) と同じです。
簡易面(簡易な面、勾配面作成)
≪機能説明≫
・平坦な面または勾配(%)、高さを指定した斜面が作成可能です。Trimble Connectのプロジェクトのフォルダ内に同期して保存されます。作成したモデルはdsz形式で保存されますので、Trimble EarthworksやTrimbleBusinessCenterなどでも利用できます。
・SiteVisionの「レイヤ」では「ユーザ測定値」の「平面」として記録されます。
≪操作説明≫
↓↓ 操作方法や実際に起動している様子は以下の画像をクリックして動画でご確認ください ↓↓
1.面を作成したい「点」を測定します。この測定した点を中心とした正方形の平面(10M × 10M)が、紫色の面で作成されます。(水平方向の長さ・幅を変更するには、平面の端にある「ハンドル」を長押ししてから動かします。鉛直方向に移動させる場合は、画面左側に表示されるウィンドウに直接数字を入力するか、中心点を上下に動かしてください。)
2.傾斜した面を作成したい場合は、画面中央 の左側にある
マークをタップして2面目を追加します。
3.面の作成が完了したら、をタップして面に名称をつけて終了します。作成した面は .dszファイルとして保存されます。またTrimble Earthworksで使用するために必要な座標系情報を含む .calファイルも同じ名称で作成されます。平面の定義に使用される点を含む情報が .csvファイルに追加されます。
※面の作成をキャンセルする場合は、をダブルタップします。(「再起動」のウィンドウが表示されます)
計測方法の違いについては、下記測定ツールの種類 を参照してください。
フォローモデル(簡易断面から簡易モデル作成)
≪機能説明≫
・画面内で簡易断面図を作成し、その後軌跡を指定することで、簡易モデル作成が可能になります。勾配(%)、起終点高を指定しながらモデル作成調整ができます。作成後、Trimble Connectのプロジェクトフォルダ内に同期して保存されます。作成したモデルはdsz形式で保存されますので、Trimble Earthworksなどでも利用できます。
・SiteVisionの「レイヤ」では「ユーザ測定値」の「縦断表面」と「縦断線形」として記録されます。
≪操作説明≫
↓↓ 操作方法や実際に起動している様子は以下の画像をクリックして動画でご確認ください ↓↓
1.簡易モデルを作成したいエリアに、最初の「点」を決めて画面をタップします
2.画面に表示されるグリッド上に、作成したいモデルの断面図を作図します(詳細は、上の画像をクリックして動画でご確認ください)
3.2.の作図が完了したらをタップします。2.を延長したい方向に歩き、簡易モデルの終点を測定します
※ 以前に測定したポイントの後にポイントを挿入するには、以前に測定したポイントをタップして「アクティブ化」してから、新しいポイントを測定します。 新しいポイントは、「アクティブ化された」ポイントの後に挿入されます。
4. 縦断線形の高さを調整できます。編集するには画面中央下にある を タップ します。 ウィンドウで以下の数値を直接編集できます。開始点の高さ・終点の高さ・法面・始 オフセット・ 終オフセット。
注意) 開始点の高さ・終点の高さ・法面 の値は、すべてのリンクしています。始オフセット・終オフセットも同様にリンクしています。これらのフィールドの1つを編集すると、最後に編集したフィールドは固定されたままになり、残りのフィールドは自動で変更されます。
注意)ウィンドウでは、赤い線(線形の最初の点と最後の点の間の線)が線形の勾配を表します。
計測方法の違いについては、下記測定ツールの種類 を参照してください。
PDF配置 
≪機能説明≫
・平面図等のPDF画像を、実寸大で手軽に現場に2点合せで配置することができます。
・3D設計データを使わず、計画平面図のみ配置したいケースに便利に使えます。
測定ツールの種類
- 測定ツールの一部(測定点
、切土盛土の測定
、法面と距離を測定する
)では3つの測定種類が選択できます。
- 画面でタップしたツールが利用中となり、画面の中央に測定に利用するツールが表示されます。
- たとえば
この表示の場合は、GNSS測定モードを利用中で、LiDARおよびModelが使用可能な状態で、かつ「端点測定ツール」が利用可能な状態であることを示しています。
- 別の測定モード(GNSS
、LiDAR/Camera
、Model
)を選択するには、そのアイコンをタップします。中央のアイコンが更新され、新しい測定モードが中央に表示されます。
≪3つの測定種類の違い≫
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≪特徴≫複数の衛星システムを利用したGNSS測量のため、精度が非常に高く、数センチ(1~2cm)単位の精度です。 ≪デメリット≫GNSSがFIXしない環境では利用不可(住宅地、森林など) |
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≪特徴≫モバイル端末のLiDAR/Camera機能を利用した測量のため、迅速・確実に測定が可能です。 ≪デメリット≫数センチ程度の誤差が発生する可能性あり ※iOSではLiDAR、AndroidではCameraの表示になります |
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≪特徴≫拡張現実(Model)を利用した測量のため、迅速・確実に測定が可能です。 ≪デメリット≫精度に関してはモバイル端末に依存 |
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