2-2-3 RTK設定(外付無線機使用)
概要
SPS98xおよびSPS85xから外付無線機を使用して補正情報を移動局へ送信します。
前提条件
※本操作を行う前に、予め使用する無線機本体の通信速度について製品説明書等を使用して設定して下さい。
※SPS98Xにて本操作を行うには、下記通信ケーブルが必要です。
Cable - 7P Lemo (SPS985) to DB-9 MALE RS232 & Pwr SAE
※SPS85xにて本操作を行うには、下記通信ケーブルが必要です。
Cable-Data, 5m, DB9(M) to 0 shell 7-pin LM(M)
手順
1.<メニュー> → <プロジェクト設定> → <デバイスの接続>を選択します。
2.<GPS>を選択します。
3.モードは<固定局>を選択し、機器との接続方法は、<Bluetooth>を選択します。
下図アイコンを選択して、Bluetoothスキャンを行います。
4.Bluetoothスキャンが行われ、接続可能な受信機が表示されます。
接続する受信機を選択し、<OK>を選択します。
5.<サードパーティ製無線>を選択します。
6.受信機のポート番号を選択します。
各受信機のポート番号は下図の通りです。
・SPS98x
・SPS882
・SPS855
注) |
受信機のポート番号は、ポート①を推奨します。 ポート②を使用した場合も通信可能ですが、ポート②を使用する場合受信機を起動した後に無線機のケーブルをポート②に装着します。 (ポート②に装着した状態で受信機を起動すると、使用できません)
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7.通信速度を選択します。
※無線機本体と同じ速度を設定します。
8.固定局の位置を設定します。
※本項では、<緯度/経度/高さの入力>を選択します。
9.<現在地>を選択し緯度・経度・標高が表示された後、<完了>を選択します。
10.固定局名を入力して、<OK>を選択します。
11.SPS85xのような分離型受信機の場合、アンテナの種類を選択します。
12.単管などにアンテナを固定して現場が終了するまで移動しない場合は測定方法を<アンテナ底部>、アンテナ鉛直高<000m>を設定して<完了>を選択します。
三脚での運用で日によってアンテナ高が変わる場合は測定方法を<バンパーの中心>、斜距離には、測量鋲からアンテナのバンパーまでの高さを計測し、その値を入力して、<完了>を選択します。
13.補正情報通信フォーマットは、<CMRx>を選択して、<完了>を選択します。
14.固定局情報が表示されます。
<OK>を選択して固定局設定を終了します。
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