概要
WorksManagerでは、建機デバイスや測量機デバイスの画面をインターネットを経由して見ることができます。また、一部機能はリモート操作が可能です。
これにより、オペレータの方から問い合わせを受けた際に、実際の画面を見ながらよりスムーズにサポートすることが可能です。また、デバイスの管理者の方が現場に行かずに設定を修正する等の操作も可能です。
この記事では、以下について説明しています。
注)
遠隔アシスタントはインターネット経由で画像データをやり取りするため、比較的高速なインターネット
通信環境が必要です。
現場の通信環境やインターネットへの接続方法により、設計データ等の共有は出来るが遠隔アシスタント
が使えないなどの場面が想定されます。
遠隔アシスタントが正常に動作しない場合は、通信速度の早いSIMカードに交換するなどの対応を
ご検討いただけますと幸いです。
詳細
【 1.事前準備(Earthworks側の操作)】
1-1.EarthWorksのウェブインターフェイス画面で、「接続状態」の「ConnectedCommunity」を選択
1-2.遠隔アクセスをONにし()、「保存」を選択して「更新」を選択
正しく設定されると、<ステータス>欄に<完了>のチェックマークが表示されます。
【 2.WorksManager側の操作 】
2-1.遠隔アクセスしたいデバイスが登録されているアカウントでログインし、該当するアカウントまたはプロジェクトを表示
2-2.「デバイス」を選択して、該当するデバイスの「リモート」の表示色を確認
緑色 | 遠隔アシスタントが利用可能です。 |
灰色 |
遠隔アシスタントが利用できません。以下の原因が考えられます。
|
黄色 |
遠隔アシスタントの設定がされていません。以下の原因が考えられます。
デバイス名称をクリックして詳細画面のリモートアイコンにマウスを重ねるとメッセージが表示されます。 【3.遠隔アシスタントが利用できるデバイスのバージョン情報】を確認いただき、問題がない場合は、デバイス一覧から一度デバイスを削除し、再登録をすることで問題が解決する場合があります。 |
2-3.(リモートアイコンが緑色の場合)デバイス名称を選択し、右側に表示される詳細情報から緑色のリモートアイコンを選択
2-4.別ウインドウでウェブインターフェイスのログイン画面が表示されます
注)
ウェブインターフェイスがアクセスロックのかかった状態で表示されます。
編集をする場合はオペレータインターフェイスをログアウトする必要があります。
(建機側でメッセージが表示されます)
【3.オペレータの画面を共有する】
EarthWorksのv2.0.0以降は、ウェブインターフェイスの画面からオペレータインターフェイス(オペレータの画面)を閲覧できます。
(ウェブインターフェイスは遠隔操作が出来ますが、オペレータインターフェイスは閲覧のみが可能です。)
3-1.ウェブインターフェイスを開き、「モニタ」の「オペレータビュー」を選択
3-2.EarthWorks(建機側)のオペレータインターフェイスに表示されるメッセージの「今すぐ開始」を選択
(次回から表示しないにチェックをすると、今後は表示されません。)
3-3.下記の画面でオペレータインターフェイスを閲覧
【 4.遠隔アシスタントが利用できるデバイスのバージョン情報 】
遠隔アシスタントが利用できるバージョンは以下の通りです。
製品名 | 遠隔アシスタント対応バージョン | 補足情報 |
Earthworks | v1.7 以上 | |
GCS900 | v13.17以上 & SNM941v1.11以上 | 境界内の自動同期のみであれば v1.03 以上 |
PCS900 | GCS900と同じ | |
Siteworks | v1.30 以上 |
※SCS900はリモートアシスタントに対応していません
※GCS900は対応バージョンの条件を満たしていれば、リモートアシスタントを利用して遠隔によるボタン操作が可能となります。
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