■J-LandXML インポート/エクスポート
リボンメニュー>ホーム>データ交換>インポート/エクスポート
呼称の変更
「LandXML(三次元設計データ)」から「J-LandXML」に呼称を変更しました。
縦断地盤線の読み込み/書き出し対応
線形の縦断地盤線の読み込み/書き出しに対応しました。J-LandXML ファイルのインポートでは、ファイル内の縦断地盤線のデータを線形の縦断表示ビューの中にポリラインで登録します。
J-LandXML ファイルのエクスポートでは、縦断地盤線のデータは、出力対象として指定された線形と現況面から計算して出力します。出力対象として線形のみを指定し、現況面を指定しない場合は、線形の縦断表示ビューに登録されている名前付きのポリライン・ラインストリングを縦断地盤線として出力します。
Ver.1.5 の読み込み/書き出し対応
J-LandXML Ver.1.5 ファイルの読み込み/書き出しに対応しました。Ver.1.5 で追加された線形の拡幅情報は、本バージョンで新しく追加した「線形拡幅編集」のマクロコマンドで、内容の確認および編集・登録できます。
■線形拡幅編集マクロコマンド
リボンメニュー>ホーム>Macros>Alignment>線形拡幅編集
線形の拡幅情報を確認・登録
対象とする線形と左右を選択して、線形に登録されている拡幅情報を確認、または、新しく拡幅情報を登録できます。拡幅情報を含む J-LandXML ファイルをインポートした後に、本コマンドによりその情報を確認できます。また、本コマンドで登録した拡幅情報は、エクスポートコマンドの中の「J-LandXML エクスポートユーティリティ」を使用して、出力バージョンに 1.5 以上を指定することで、線形の情報と一緒に出力できます。
拡幅情報の削除や追加、変更を行うと、それらの操作は線形に対して即座に適用します。誤った操作を実行した場合は、クイックアクセスツールバー左上の「元に戻す」の機能により操作を取り消しできます。
■道路縁構造物作図マクロコマンド
リボンメニュー>ホーム>>Macros>CAD>道路縁構造物作図
終了側の横断形状線の指定に対応
従来は、一つの横断図形状を三次元空間上に連続配置していましたが、本バージョンより、開始側と終了側の横断形状線を指定できるようになりました。この機能を使用することで、開始から終了に向けて徐々にサイズが変化するような構造物形状を作図できます。
終了側の横断図形状を指定する際には以下の制限事項があります。
- 開始/終了側の横断図形状の頂点の数は同じである必要があります
- 直線で構成される横断図形状のみ利用可能です
- 配置基点は横断図形状のいずれかの頂点を指定する必要があります
三次元モデルの作成
従来はワイヤーフレームで作図されていましたが、本バージョンより、三次元モデルで作図できるようになりました。
<3D モデルオブジェクトを生成する-オフ>
<3D モデルオブジェクトを生成する-オン>
■Trimble Business Center Ver.5.90 アップデート機能一覧
分類 | 機能 | 改良内容 |
システム | 表示 | テキストスタイルのフォントを「MSゴシック」などにした際に、テキスト内の全角文字が□(四角形)で表示されていた件を改善しました。 |
インポート | LandXML(三次元設計データ)インポート | J-LandXMLインポートに呼称を変更しました。 |
インポート | J-LandXMLインポート | 境界線に凹みがあるような面を読み込んだ場合に、凹み箇所に面が貼られて大きく形が変わってしまったり、それに影響されて面の上の色々な箇所にフラグが立ってしまったりする場合があった件を改善しました。 |
インポート | J-LandXMLインポート | 縦断地盤線データの読み込みに対応しました。縦断地盤線のデータは、線形の縦断表示ビューの中にポリラインで登録します。 |
インポート | J-LandXMLインポート | J-LandXMLVer.1.5ファイルの読み込みに対応しました。Ver.1.5で追加された線形の拡幅のデータは、線形の測点/オフセットビューの中に、ポリラインで登録します。 |
エクスポート | LandXML(三次元設計データ)エクスポート | J-LandXMLエクスポートに呼称を変更しました。 |
エクスポート | J-LandXMLエクスポート | 現況面を指定しない場合に、縦断表示ビュー内の名前付きのポリラインまたはラインストリングを、縦断地盤線として出力するように改良しました。 |
エクスポート | J-LandXMLエクスポート | J-LandXMLVer.1.5ファイルの書き出しに対応しました。 |
エクスポート | TREND-POINTエクスポート | サイズが0バイトのファイルを生成する件を改善しました。 |
CAD | 最適フィットのライン | シート上のCADポイントを選択して作図した場合に、CADポイントがあるシート上ではなく、平面図ビューにラインストリングを作図する件を改善しました。 |
レポート | 標定点・地上レーザ配置図 | 基準点、標定点、器械点のプロットや名前の大きさを少し小さくして見やすくしました。 |
レポート | 標定点・地上レーザ配置図 | 基準点、標定点、器械点の名前を、なるべく他のポイントのプロットや名前に重ならないように、よけて描画するようにしました。 |
レポート | 出来形合否判定総括表 | 平面図ビューを回転してレポートを作成した際に、ヒートマップ画像の一部が欠ける場合がある件を改善しました。 |
マクロ | 線形拡幅編集 | 線形に対して左右の拡幅情報を登録できるマクロコマンドを新しく追加しました。登録した拡幅情報は、J-LandXMLエクスポート機能において、出力バージョンに1.5を選択することで出力できます。 |
マクロ | 道路縁構造物作図 | 終了側の横断形状を指定することで、開始から終了に向けて、横断形状のサイズが徐々に変化するような構造物を作図できるように改良しました。 |
マクロ | 道路縁構造物作図 | 構造物をワイヤフレームではなく、3Dモデルで作図できるオプションを追加しました。 |
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