2-12 補正情報設定
概要
この記事では補正情報ソースの設定方法について説明します。
前提条件
補正情報を受信できるデバイスが装着されていること。
※VRSの設定を行う場合は、インターネットゲートウェイの設定を、IBSSの設定を行う際は、インターネットゲートウェイとWorksManager(TCC)設定を事前に済ませておきます。
手順
1.<接続状態> → <補正情報ソース>を選択します。
2.<追加>を選択し、設定を行います。
音源 |
項目 |
説明 |
SNRxxx |
- |
SNR無線機を使用する場合に選択します。 |
名前 |
本設定の名前(任意)。オペレータUIに表示されます。 |
|
帯域 |
使用する無線周波数の帯域を選択します。接続されている無線機から出力可能な帯域が表示されます。 |
|
チャネル |
無線機に設定したネットワークIDを選択します。 |
|
インターネット |
- |
VRSを使用する場合に選択します。 |
名前 |
本設定の名前(任意)。オペレータUIに表示されます。 |
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サーバ |
VRS配信事業者から提供された情報を入力します。 |
|
ポート |
||
サーバのユーザ名 |
||
パスワード |
||
ステータス |
(VRS補正情報配信サーバとの接続状況が表示されます)<テスト>ボタンを選択し、VRS補正情報配信サーバへ接続する事ができます。 |
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補正情報ストリーム |
VRS補正情報配信サーバ接続後、利用可能なマウントポイントが表示されます。 ※日本GPSデータサービス(株)の補正情報を利用する場合、通常<VRS_GNSS_CMR_X>を選択します。 |
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補正情報タイプ |
(補正情報ストリームで選択したマウントポイントから出力される補正情報のタイプが表示されます) |
|
IBSS |
- |
IBSSを使用する場合に選択します。 |
名前 |
本設定の名前(任意)。オペレータUIに表示されます。 |
|
Connected Community組織名 |
登録されているTCCの組織名を入力します。 |
|
ステータス |
IBSS基準局との接続状況が表示されます。 |
|
補正情報ストリーム |
IBSS基準局側で設定した基準局名を選択します。 |
|
補正情報タイプ |
(補正情報ストリームで選択した基準局から出力される補正情報のタイプが表示されます) |
以下設定例。
■ SNRxxxの場合
■ VRSの場合
■ IBSSの場合
3.設定後、<保存>を選択します。必要な項目が全て入力されるまで<保存>が有効になりません。
設定する補正情報ソースが複数ある場合は手順を繰り返し行います。
4.補正情報ソースの登録完了後、使用する補正情報を<有効>に設定します。
※設定された補正情報ソースの<削除>を選択すると設定を削除します。<編集>を選択すると設定内容の変更が可能です。但し、ここで音源の変更はできません。
5.補正情報の利用状況は、モニター内の<GNSS詳細情報>で確認可能です。
主な確認項目は下記の通りです。
項目 |
内容 |
ステータス |
|
受信された固定局情報 |
<はい>である場合、補正情報を受信しています。 |
固定局情報タイプ |
基準局から送信される補正情報のフォーマットが表示されます。 |
遅延 |
補正情報の遅延秒が表示されます。 |
整合性 |
補正情報の取得率(100秒値、3分値、15分値)が表示されます。 |
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