2-13 精度確認
概要
キャリブレーション終了後、以下の画面でピン間の距離があっているかどうか確認します。
前提条件
キャリブレーション項目を全て完了していること。
手順
1.2D/3Dガイダンス
<詳細設定> → <Dev Machine diagnostics>の<Excavator Diagnostics>にて各ピン間の距離が表示されます。
このピン間距離を実測して、画面に表示された数字と、実測の数字があっているか確認して下さい。
数字が合わなかった場合は、次ページの表を参考にして、既に入力されているブーム・アーム・バケットのピン間距離の関連するピンが含まれた距離を再度見直して下さい。
また角度センサーキャリブレーションの精度も見直して下さい。
2.3Dガイダンス
・3Dガイダンスの精度確認はトータルステーションを使用して確認します。
・トータルステーションを使用する場合は、精度確認をする場所でローカライゼーションをした座標ファイルをEarthworksに入れ、トータルステーションの器械設置をローカライゼーションした基準点を用いて行い、トータルステーションとEarthworksが同じ座標を表示する様に設定して下さい。
・精度確認はバケット爪先位置の座標をEarthworksの画面に表示させ、その座標値とトータルステーションが表示する座標を比較する事で確認します。
・重機の方向を0°/90°/180°/270°のいずれかに合わせます。
①EarthworksのWebUIを立ち上げ、モニタ→前方リンクの位置情報を表示します。
②バケット中心の爪先をトータルステーションで計測し、X(北)・Y(東)・高さを記録します。
※精度確認として計測するポーズはICTバックホウの情報化施工管理要領(案)を参照して下さい。
※また重機をロール方向に傾けた際の精度も同時に確認して下さい。
③Earthworksに表示されている東・北・高さと合っているか比較します。
④この時Earthworksに表示された座標と、測量機の座標が異なる場合には、以下の原因が考えられます。
- Earthworksに入れた座標系とトータルステーションの座標系が異なる。
- 3Dベクトル測定のキャリブレーションが良い精度で完了していない。
上記2点を確認し、必ず精度を出すようにしてください。
⑤指定のポーズ数精度確認を実施します。
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